無料なので参加しやすく、
名刺を配り連絡先を交換しやすいのが交流会です。
ですが、誘惑が多いのも
この交流会であり注意が必要です。
交流会では参加を制限している会もあるのですが、
基本的に誰でも参加できるので
社長やオーナーの他にも
一般人の方などが参加していることがあります。
この時にセールスコピーライターの方に
注意してもらいたいのが、MLMの勧誘です。
僕はここから
仕事につなげることができないかと試みたのですが、
最終的には失敗をしてしまいました。
このサイトをみてくれている方にも
同じ失敗をしてもらわないように、
今回はMLMについてご紹介していきます。
また別の記事では
交流会で好印象を残して
仕事を取る方法をご紹介しているので
興味のある方は以下のリンクをクリックしてみてください。
目次
MLMとは何なのか
MLMとは連鎖販売取引として、
特定商取引法で第33条で定義されている販売形態です。
ねずみ講やマルチと間違われやすいですが、
法律に乗っ取っているので違法ではありません。
アムウェイなどが有名ですね。
交流会ではこのMLMの勧誘が非常に多いです。
僕が勧誘されたものでは、
旅行会社・水素風呂・化粧品・サプリ・火災保険・寝具・米・電気など
さまざまなMLMが存在します。
MLMでは商品を買うことでその商品の販売権を得ることができ、
お勧めした方に買ってもらえればどんどん収入が入っていくことから
連鎖販売取引と言われています。
なぜMLMに注意しないといけないのか
MLMは誰でも契約をすることができ、
成功すれば大金を稼ぐことができます。
ですが、誰でも成功できるわけではありません。
MLMで成功している方達は誰でもできると勧めてきますが、
その裏ではたくさんの努力と自分を犠牲にすることでその成功を手にしています。
もちろん最初からコミニュティを持っておりたくさんの支持者がいる場合や、
友人に自然に勧めることができる方なら可能でしょう。
ですがこの方達も、
その地位になるまでに何かしらの努力をしています。
なので、二足のわらじで成功できるほど
甘くはありません。
また、MLMでは最初に商品の代金を支払わなければなりません。
1万円~20万円とそれぞれ値段が違いますが、
どれでも手痛い出費になるでしょう。
安い商品もありますが、
その分一つあたりの商品の報酬も低くなるので
やはり現実的ではありません。
僕がMLMで失敗した訳
僕は一番最初に参加した会場は、
無料の交流会でした。
この交流会では名刺を交換して、
そのまま個人同士で紹介しあうという内容でした。
最初の取っ掛かりとしては非常にやりやすかったのですが、
ここで僕は3ヶ月を無駄にする失敗をしました。
なので、他の人にも同じ失敗をしないように、
2つの注意点を載せておきます。
- 目的からそれない
- 仕事を取ってくるなら契約書を必ず書いてもらう
当時の僕はMLMについて全く聞いたことが無く
知識もありませんでした。
なので、ここから仕事につなげることができないかと
話を聞いて回っていました。
これからその失敗談についてをご紹介していきます。
目的からそれない
セールスライターとして成功したいのであれば、
他のビジネスには手を出さないようにしましょう。
もしそのビジネスに興味があっても、
まずはセールスコピーライターとして成功することを考えてください。
僕も最初はMLMについてはよく知らなかったので、
ここからビジネスにつなげることができないかと利用しましたが、
結果はうまくいきませんでした。
なぜかというと、
MLMで販売をしている方は基本的に
商品の広告を出す決定権を持っていないからです。
広告を出せても文章の制限が多く、
制作をしても販売元を経由して確認をしなければなりません。
なので、普通の仕事よりもさらに時間がかかります。
その時間分、報酬が払われるのかというと
それはないと思った方がいいでしょう。
実績を作りたいだけなら利用してもいいでしょうが、
僕はオススメしません。
また、商品はたくさん持っている方がいいと誘われたりもしますが、
セールスコピーライターとして仕事をするなら邪魔になるだけです。
セールスライターの商品は集客に特化している技術であり、
他の商品を売ってしまうと相手は集客で悩んでいるのに
「なんで関係ない商品を売ってくるんだ…」と話を聞いてくれなくなってしまいます。
なので、セールスライターとしての仕事を断られたから
MLMの商品を売ろうとしてしまうと、
商品を売りたいだけだったのかと思われてしまいます。
そうなると商談の機会も失ってしまいます。
もし、勧誘で幅広く商品を扱っていると
収入が安定すると言われても、利用しないようにしましょう。
まずはセールスコピーライターとして
成功することを考えてください。
仕事を取ってくるなら契約書は必ず書く
これは当たり前なのですが、
僕が一番失敗したことです。
僕の最初の仕事先はMLM経由で知り合った人たちでした。
MLMでは会員によって階級のようなものがあります。
僕のクライアントはその中でも非常に高ランクの人でした。
そのMLMでは経営や心についてのセミナーを行うので、
そのクライアントは経営に関しては僕よりも知識があり、
第一印象はいい人達でした。
なので、広告についても相場を理解して僕に仕事を依頼しているのだと
勝手に思い込み、契約書を書かずに仕事を始めてしまいました。
これが大きな失敗でした。
クライアントは広告について全く知識や相場を知っていなかったのです。
なので、仕事が終わり納品をして相場の料金を請求したのですが、
高すぎると言われてしまい最終的には無料で提供することになってしまいました。
他のクライアントも同じでした。
一方では他の人にも紹介するからと最初の値段よりも
10万円も値引きされてしまうこともありました。
どれも商品ができており、印刷料やシステム料金なども払ってしまっているので
断ることができませんでした。
最初に契約書をかわしていればこのようなことは無かったと思っています。
もちろん僕の仕事に納得がいっていない可能性もありますが、
料金を支払う前に追加の依頼があったので実際はどうなのか分かりません…
ここで最終的に伝えておきたいのは、
どんなに稼いでおりMLMなどで勉強している方でも
なるべく節約をしたいと思っているということです。
僕はその人の人柄も見て仕事を受けてしまったので、
ここが一番ショックを受けました。
その方は相場を知らないばかりか
高額な料金を請求されたと言いふらしており、
デザイン料を無料にするまで交渉する姿を見てしまうと、
人としても残念な方だと思いました。
どんな方でも、お金が絡むと人は変わるのだと
改めて理解することができたので今ではいい勉強になったと思っています。
セールスコピーライターとして成功したいなら
今回は僕の失敗談を元に書いていますが、
MLMは才能やカリスマを持っている方がやれば
大金を稼ぐことができます。
僕が一番失敗した要因は、
やっていて飛び込み営業のような罪悪感があり、
楽しくなかったことが一番の原因だと思います。
このようにMLMも人を選ぶ仕事にはなるので、
興味がある方はやってみてもいいのではないかと思います。
ですがセールスコピーライターをやりながら
MLMで成功するのは難しいと思った方がいいでしょう。
どちらも二足のわらじで成功出来るほど甘い世界ではないので、
必ず目的を忘れずに成功するまで突き進んでください。
MLM以外にもスキルの上がる副業は
今ではたくさんあります。
甘い話には必ず裏がありますので、
まずはその行動が本当に必要なのかを
自問して考えてみることをオススメします。