今回ご紹介するのは、
実際にセールスコピーライターとして
セールスコピーを書くときの
基本構成についてお伝えしていきます。
基本構成を知っておくことで、
これから書いていくものがどのようなものなのかを
イメージしやすくなるので、
簡単な概要を載せていきます。
目次
セールスコピーの基本構成
セールスライターがコピーを書くときの
基本構成は大きく分けると4つです。
そこに補う形でいくつかのパーツがありますのでご紹介していきます。
- ヘッドライン(上にプリヘッド、下にデックコピー)
- リード
- ボディーコピー(ストーリー・コンテンツ・ブレッド・証拠・価格・保証・理由・オファー・サイドバー・サブヘッドライン・フック)
- クロージング(P.S.追伸)
以上が主な構成です。
これらのパーツを簡単に解説していきます。
ヘッドライン
ヘッドラインはどの広告媒体でも一番最初に見られる部分、
またはタイトルのことを言います。
そしてヘッドラインを捕捉するパーツが
上のプリヘッド・下のデックコピーです。
ヘッドラインは一番最初に見られる部分になるので、
ここで注目を集めないと見込み客は広告を見なくなってしまいます。
興味を引くには、一番最初に伝えたい
強力なベネフィットをキーワードとして
ヘッドラインに含ませなければいけません。
そして、もっと見込み客に読んでみたいと
思ってもらうのがここでの役割です。
リード
リードはヘッドラインからつながる書き出しの部分であり、
オープニングとも呼ばれます。
ここはヘッドラインの次に読んでもらう部分であり、
この部分を読んでさらに興味をかきたてないといけません。
ここで重要なのは、効果的な約束と想像です。
約束では、必ず商品やサービスのベネフィット(ヘッドライン)
を主張しなくてはいけません。
そして、感情に訴えかけるように、そのベネフィットがあると
あなたの人生がどれだけ良くなるのかを想像させ、
興味を持たせることができたら成功です。
ボディコピー
ボディコピーでは
いくつもの仕事をやり遂げます。
それこそ、
リードで説明したベネフィットを証明する内容であったり、
口コミを載せて信頼を得たり、
商品の具体的に説明したりと
やれることがたくさんあります。
ヘッドラインやリードも重要ですが、
ここで明確な証拠や証明ができなければ
やはり広告は読まれません。
なぜかというと、
見込み客はあなたのことを信用していないからです。
ボディコピーまで読み進めてくれた人の感情は、
ヘッドラインでは『何それ!?どういうこと!』と注目し、
リードでは『へぇー!面白いなそんなものがあるのか』と
読み進めていきますが最終的には
『でも、そんなうまい話があるわけない…』
『前も同じような広告を見たなぁ…騙されないぞ!』
と疑心暗鬼になるのです。
商品が高額であればさらに疑います。
なので、その疑いを晴らすためにボディコピーでは
そのベネフィットを得られる証拠や
実際にベネフィットを感じている利用者の口コミを載せることで
信用・信頼を得ないといけません。
それではボディコピーで利用されるパーツを紹介していきます。
ここでは簡単な概要でご紹介します。
ストーリー
商品を買った人、商品を作った会社、
商品を開発した際のストーリーなどを載せましょう。
見込み客が面白いと感じる
ストーリーがあると読まれやすいです。
ブレット
広告を見ると箇条書きで羅列されている文章が
載せてあることがあります。
- 〇〇を利用することで××を得られる
- 〇〇は××の悩みを解消できる
- …
- …
このように、ベネフィットを羅列して
紹介しているものをブレットと言います。
証拠・理由
証拠は非常に重要な要素であり、
これが抜け落ちていたり見込み客が納得できる解説がないと
商品を買うことはありません。
広告を順番通りに読まない人でも、
価格や商品の特徴やベネフィットを見て興味が持てたら、
どんな人物が提供していて口コミはどんなことが載せてあるのか、
分からない単語や解説の文章をコピペしてネットで検索をかけて
本当に実在することなのかを必ず確かめます。
なので、ボディコピーではこの証拠と理由を
必ず入れるようにしましょう。
オファー(価格・保証など)
オファーとは取引条件のことをいいます。
例えば、
- 「今なら〇〇%OFF!」
- 「100%返金保証をお付けします!」
- 「今ご注文をされると、もれなく〇〇も付いてくる!」
これらの割引や保証などは全てオファーです。
セールスコピーライターはこのオファーが強ければ強いほど
簡単に成約できると言われています。
逆にオファーが弱いと
どんなにうまいセールスコピーを書いても
いい反応は得られないとも言われています。
サイドバー・サブヘッドライン・フック
これらのパーツの詳細はそれぞれ違いますが、
広告を流し読みしている人達を本文に引き戻すための役割があります。
長い広告を上から全て読む人はあまりいません。
今の人達はさらに文字を読むということを
しなくなっています。
僕もまずは価格から見て、
そこから商品の説明を見ることが多いです。
そのような人達を捕まえるためにも
途中で興味を持たせることができる文章を配置するのです。
クロージング
ここでは、その商品を手に入れるための
行動を伝える部分です。
ですが、この時に見込み客が買いたいと
きちんと認識していることが重要です。
なので、クロージングではベネフィットやオファーを
もう一度伝えてお得な買い物であると思わせる必要があります。
保証も付けて見込み客のリスクや負担を減らすことで
成約率を高めることができます。
P.S.追伸
最後まで気を抜いてはいけません。
ここでは最初に約束したベネフィットをもう一度伝えるのです。
この商品を利用することで得られるベネフィットを
思い出させることで、この商品を買うのは間違っていないと
背中を後押しします。
そして、ここでは何度も伝えていますが
人は広告を上から順番には読んでいきません。
それこそ、最後から読んでいく人も多いのです。
なので、追伸で本文に戻ってもらうためにも
一番強いベネフィットを最後に載せて興味を持ってもらう必要があります。
構成を理解することが成果を高める
今回はセールスコピーの構成を
簡単な概要でお伝えしました。
これから、重要なパーツは他の記事でもご紹介していきますので、
今は概要だけを頭に入れて置いてください。
構成だけでも理解しておくとこれからお伝えしていくことが
頭に入りやすくなってくるので、ぜひ参考にしてください。